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みなぼん
2011.7.2 04:01日々の出来事

新雑誌&新作漫画 構想会議 in 京都

よしりん先生の
登場でーす
絵文字:星絵文字:星



新雑誌を
年内に創刊するので、
そこで連載する
新作漫画のアイデアを、
京都で考えています。

新しい作品の世界観を創り、
まず一本のコンテを
完成させるには、
最短でも3か月は
かかるはずですが、
わしにはその余裕はない。

東京にいると、
知識と情報に偏った
脳の左半球から逃れられず、
さっぱりアイデアが浮かばない。

感性と創造の右半球に
切り替えるために
京都に来て、
わしはまず
東寺に行きます。

講堂の立体曼荼羅の前で
真言を唱えたら、
大日如来の慈悲に満たされ、
不動明王のエネルギーを感知して、
その日の夜から
面白いアイデアが
沸き起こってきました。

しかし東寺まで
歩いただけで汗が噴出して
上着のシャツまでびしょ濡れ絵文字:重要

東京もこんなに暑いのか?

京都だからか?

 
昨日は河原町の
大型書店で
資料になる本を揃え、
ホテルに戻ると、
幻冬舎の志儀くんからの連絡で、
「新雑誌の打ち合わせを
 やらなければいけない」
と言うので、
「では京都に来てくれ」
と言うと、
夕方にはやってきました。

フットワークが軽くてえらいな。

えらいからわしが祇園で
懐石料理を奢ろうと連れて行き、
新作の構想を見せると、
ゲラゲラ笑いながら、

「やばいなあ。
 これ大丈夫なのかなあ」

と不安がってもいました。

一般の雑誌で
連載させてくれるかどうか
わからないくらいの
作品の方がいいんです。

 

場所を移して
先斗町のバーを
二軒はしごしながら
新雑誌のコンセプトを詰める。

二軒目のバーで
わしの正体がバレ、
女性たちが
「ゴーマニズムの人だ」
「おぼっちゃまくん描いた人だ」
と大騒ぎ。
わしの政治性や
思想性にこだわらずに、
ただ単純に
『ゴーマニズム宣言』を
読んだことがあるという
女性もいるのですね。

「文字が多い」
と言ってた女性は、
わしが右翼だとか保守だとか、
そういう偏見には
全然捉われずに、
「歴史を学べる」 とか、
「遺書の部分は
 何度でも読み返す」
とか言ってました。

「引っ越しのときに本を捨てるけど、
 『戦争論』 だけは持っていく」
という熱心な読者もいて、
「テレビで瀬川映子を見るたびに、
 『ゴーマニズム宣言』を思い出す」
と言うので、
何のことかと思ったら、
わしが描いてたらしい。

男のファンは
相手しないかもしれないが、
女性のファンだから
少しはサービスも
しなければならない。

そりゃそうでしょ。

ジェントルマンだもの。

読者サービスも
少々しながら、
新雑誌の打ち合わせを
続けました。

 
雑誌のコンセプトに適った
作家のラインナップを考え、
この雑誌は
市場原理主義
でいこうと確認。

いまどき雑誌で
黒字を出すのは
ものすごく難しいらしい。

不況で広告が入らないから
雑誌は赤字だらけで
青息吐息の状況のようだ。

広告を出したいと
希望する企業が
あるのなら大歓迎だが、
スポンサーの顔色見て
雑誌をつくるのだけは
不可能だ。

どこかに
カネは出すが口は出さん
という太っ腹な広告主が
いないだろうか?

とにかく作品や記事の
面白さだけで
黒字にするしかないと
覚悟は決めた。

お金になる作品や記事を
生み出さねばならない。

わしも編集長として、
政治性や思想性にこだわらず、
お金になる作家
(実はこれが一番大事絵文字:重要
を育てたい。

 

しかし今年中に
新雑誌を出すとしたら、
7月いっぱいで
わしの新作のコンテを上げて、
ペン入れを9月頭くらいに
終了させなければ
ならないそうです。

この新作以外に
『ゴーマニズム宣言』もあるので、
つまりわしは
2本連載をやって、
2本とも「黒字を出す作品」に
したいと考えているのです。

よしりん企画のスタッフ諸君、
頼むよ
絵文字:重要

それにしても
わしのコンテを
7月いっぱいというのがキツイ。

新作の世界観をつくるために
読まなければならない本も
たくさんある。

『国防論』のペン入れは
来週には終わるはずだ。

そうでしょ?

スタッフ諸君?

完成したら
リッチなレストランで
打ち上げするから、
次は新作漫画の作画に
意欲を燃やしてくれよ絵文字:重要

でも作画は
8月からだからね。

 
 
 
 
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